ベトナムには「シンツーリスト」という有名な旅行社がある。2009年以前は「シンカフェ」という名前だったらしく、私が初めてホーチミンに行った時、クチトンネルの1日ツアーで使った記憶がある。
 シンツーリスト 
https://www.thesinhtourist.vn

 今回もHPからフエのツアーを検索して、1日ツアーに申し込んでおいた。昼食付きで、郊外の遺跡を含む5カ所を回るのに、何と249000ベトナムドン(1245円)。これはベトナム語のHPでも同じ金額なので、ベトナム人でも同じなのだろう。ほとんどの観光に外国人料金が設定されているタイとは大違いだ。

 実はホテルはシンツーリストのすぐ近くなのだが、ホテルにピックアップに来てくれるとのこと。7時30分から45分の間と言われたので、朝食をそれまでに終えて(このホテルは朝食付き)待っていると、本当に45分ごろ迎えに来てくれた。

 ミニバンに乗り込むと、すでに欧米人が5、6人。それからまたいくつかのホテルを周り、マレーシア人夫婦、タイ人4人、ベトナム人家族2組と総勢20人弱。ガイドはもちろんベトナム人だけど、最初に英語で説明し、その後ベトナム語で説明していた。

 フエは1802年から1945年のベトナム最後の王朝「阮朝(グエン朝)」があった都市で、旧市街には王宮が、郊外には皇帝の墓が残っている。ツアーがまず向かったのは、ミンマン帝廟。入り口でまず共通チケットを購入。この一日ツアーはで行く3カ所用のチケットは、大人280,000ドン(私の両替のレートで1300円ちょっとだった)。

ここはかなり広大な敷地で、暑くなければゆっくり歩きたいと思えるところ。でもこの日は本当に暑くて、体感温度は38度くらい。日傘を持って行って、良かった。

 ミンマン帝に功績が書かれている石碑。漢字で書かれている。

 こんな石碑が170年以上経っても、きれいに残っている。

  

 ミンマン帝の在位期間は1819年~1840年の約20年間。歴代皇帝の中でも最も博識で有能で、政治力も長けていたそうだ。

 



 一番奥に、ミンマン帝の墳墓へと続く石畳の道があ流。大きな池の上の真ん中に伸びる道の向こうに石段が続き、その上にある門は常に閉ざされているそうだ。この奥に遺体が眠っているそうだが、遺体の正確な場所はわからないとか。
 






 続いて訪れたのは、カイディン帝廟。フランスに系統し、住民の税金を上げたり、派手好きだったと言われているカイディン帝。でもここは本当にお金をかけたことがわかる場所で、見応えはある。

  中国の兵馬俑のような石碑


 バロック様式の内装。壁の装飾は、アジア各地から輸入された陶器やガラスが使われているそうだ。そして、この写真の左側にある花の枝は、日本のビール瓶が使われているとか。

 ここは人も多くて、日本人ツアーグループもいた。私はこっそりそのガイド説明を聞いたり、また英語のツアーのガイド説明を聞いたりした。



 カイディン帝は1916年~1925年の9年間皇帝の座に君臨してたが、40歳で結核で亡くなったそうだ。

 全身が金箔で覆われているカイディン帝像。この像の下に帝の遺体があるそうで、歴代阮朝皇帝の中でも遺体の場所が判明しているのは、このカイディン帝のみだそうだ。



 世界遺産の後に訪れたのは、Vo Kinh Van An というベトナムの格闘技ショー。ここも別料金で70000ドン。でも日本円にすれば300円ちょっとだ。



  その後は、お香やベトナムの笠を作っているのを見せてくれるお店へ。









 昼食のお店が混んでいる時間だということで、ここで長い目の時間つぶしとなった。そして昼食のお店へ。写真を撮るのを忘れてしまったが、バイキング形式で、味付けもまあまあだった。

 お昼を終えて1時頃。でもまだ2カ所残っている。かなり暑い日なので、車に戻るとホッとする。しかも疲れて移動中は睡魔に襲われる。これは術後3ヶ月半だからというよりも、暑さで参っているのだろう。私の横に座っていたマレーシア人女性も、同じように寝ていたから。

                ちょっと写真が多くなってしまったので、午後は次回にします😆

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